他者をリードするための参入煙幕

こんにちは、福島です(^^)

今日は情報がフラットに流れる現代において、
価値提供者がどうやって他者と差別化するのか
についてのお話です。

例として私も使っている
アメブロを用いたいと思います。

アメブロにおけるアメンバー申請や読者登録機能は、

“人はグループに属したい”という心理を上手くつき、

ユーザー同士の交流を深めようとしている点で
非常に興味深いマーケティング手法です。

インターネットのプラットフォームが整った現代では、
他企業・他サービスに対して完全なる参入障壁を作ることはほぼ不可能です。

しかし、完全な参入障壁を作り出すことは不可能ですが
“参入煙幕(さんにゅうえんまく)”程度であれば作り出すことが可能であり、

参入煙幕によって得られる時間稼ぎによって次なる一手を打つことができます。

これは動きの遅い巨大企業に対して、
動きの素早い中小企業が勝っていくためには必須の戦略ともいえます。

この参入煙幕を作り出す一般的な手法の一つが
「顧客同士の関係性を作ってしまう」ことだと言います。

企業は様々な手法を通じて顧客同士の横のつながりを作ろうとしますが、
まさにこのマーケティング的効果を狙っているのです。

上述の通り
ここではアメブロを例に考えてみます。

アメブロ以外にも様々なブログサービスが存在している現代では、

ブログを書きたいというユーザーは
多くの媒体から自分のソーシャルメディアを選ぶことができます。

一般的なブログサービス以外にも
ミニブログと呼ばれるTwitter系のサービスや

SNS色の強いFacebookやmixi、
またインスタグラムやタンブラーといった写真共有系のサービスなども
ソーシャルなコンテンツを作成できるアメブロのライバルと言えます。

アメブロユーザーは、
アメブロ以外の魅力的なソーシャルプラットフォームに
いつでも乗り換えることができるわけです。

しかし、一方で自分のアメブロに
多くの読者やアメンバーがいた場合はどうでしょうか。

自分が投稿するコンテンツに対して
毎回多くの反応(コメント)が得られる状態になっていたらどうでしょうか。

既存のコンテンツだけでなく、
既存のソーシャルメディアがもっているつながり(関係性)までもを
新しい媒体に引っ越すことは困難です。

既存のソーシャルプラットフォームでの横のつながり
(関係性)が深まれば深まるほど、

他媒体には乗り換えにくく、
言い換えればユーザーはそこにとどまる動機が生まれるのです。

もちろんこれはブログサービスだけに限ったことではありません。

どの業態・ビジネスにおいても
自社のサービスを利用する顧客同士に深い関係性が生まれれば、
新規参入者がそこにつけいる隙はなかなかうまれません。

こうして参入障壁ならぬ
“参入煙幕”が生まれるわけです。

繰り返しとなりますが、
インターネットのプラットフォームが整った現代では、
他企業・他サービスに対して完全なる参入障壁を作ることはほぼ不可能です。

しかし、自社の顧客同士に深い関係性を持たせることで、

マーケティング的に言えば、

上手く“顧客の囲い込み”でき、
“参入煙幕”を作り出すことができます。

そしてこの参入煙幕によって得られた時間によって、
他社に先がけて次なる一手を打つことができるのかもしれませんね!

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