iDeCoとは

少子高齢化、政府の財務体質悪化に伴い、年金の受給年齢が徐々に引き上げられているのはご存知だと思います。

また、高齢者の医療費負担額も引き上げられています。

現時点でこういった状況なので、30年後、40年後はかなり厳しい状況になるという予測は容易に出来るかと思います。
そのため、政府も様々な施策を打ち出す事により、出来るだけ自己責任で老後を乗り切る事を推奨し始めています。

例えば、一定の条件の元薬局で買う医薬品などが節税の対象となるセルフメディケーション税制というものが今年から導入されました。

つまりは、風邪クスリや痛み止めなど市販で買った薬も節税の対象となるというものですが、医療費が嵩むなので病院に行くのではなく、薬局で薬を買って症状が軽い人は治癒してくださいと言う事を示唆しています。
そして、今日の本題の「iDeCo」という制度をご存知でしょうか?

これもで、老後の資金は年金に頼らず自分である程度資産形成をしてくださいという政府の方針の一貫の施策です。
iDeCoとというのは、個人型確定拠出年金の事で、公的年金制度に上乗せされる私的年金制度の一つです。

毎月、掛け金を支払いながら金融商品で運用し、貯まった資産を60歳以降に一括もしくは分割で受け取れるというものです。

このiDeCoの優れたところは、以下の3つの節税メリットがあるとことです。
・掛け金が損金になる
・運用中の利益は全て非課税
・60歳で受け取る時に退職所得控除が受けられる(一括の場合)

普通は投資をする場合でも手取りの給与から投資資金を捻出すると思いますが、「掛け金が損金になる」という事はその分いきなり節税になるという事です。

又、投資においては、実現利益(売却益)については通常20%の税率が課されますが、これが60歳までなら何回売買を繰り返しても実現利益は非課税で、利息に対しても非課税です。

単発の取引をするにしてもよい事ですが、複利効果を考えるとこの税金が途中で取られないという事は投資においてはもの凄くメリットがあります。

さらには、最終的に60歳で受け取る時に税金が取られますが、ここでも退職所得控除という通常の退職金と同じように税金面で優遇されています。
勤務形態によって多少違いますが、例えば勤務先に企業年金がない会社の月の掛け金が今のところ23000円が上限なのですが、

年3%の運用利回りで30年運用すると積立額+運用益は1344万円になります。

これが通常の証券口座のように運用益に課税がされる場合は1241万円に減ります。

その差は103万円です。さらにこの間に投資信託の売買を繰り返せばその差はもっと広がります。
掛け金の上限が少ないので、本格運用という感じではないですが、毎月少しずつ老後資金を貯めているような人にとってはかなり良い制度だと思います。
ただ、運用する投資信託は自分で選んだりする必要があるので、年金制度で老後の安泰が保証されにくくなった現代において、やはり投資というものはしっかりマスターする事が必須であると考える次第です。
ちなみに、SBIがidecoの対象として設定している投資信託は以下の通りです
https://site0.sbisec.co.jp/marble/insurance/dc401k/search/dc401ksearch.do?

関連記事

ページ上部へ戻る