起業ひいては海外進出時に重宝しそうなサービス

東京などの都市部に行くと、「NY発」、「ハワイで大流行の」等の枕詞を付けて宣伝している飲食店などをよく見かけます。

どこかで流行ったものというのは、他でも流行りやすかったり、それが世界の流行の最先端を行っているNYや日本人の海外旅行先として馴染みの深いハワイなどであれば、日本人に与えるイメージとしてのインパクトも大きいはずです。

よって、どこかで流行ったものを世界展開していくというのは、全く新しいものを新しい地でリリースするよりも成功確率は高くなります。
海外発祥の飲食店の日本初オープンなどは、一般大衆にインパクトがあるので、TVなどでも取り上げられ分かりやすいですが、ビジネスにおいても、当然たくさんあります。
米国発祥のタクシー配車サービスのUberだったり、民泊サービスのAirbnb、中国のアリババの関連会社であるANT-Fが手がけるAlipayなど、海外発祥のサービスが、日本などの諸外国に広まり、世界的なサービスになっていきます。
その中で、最近注目しているのが、「Wework」というNY発の会社です。

この会社はどういったサービスを提供しているかというと、コワーキングスペースを提供する会社です。

起業して独立すると、いつも行っていた会社に行かなくなる代わりに、働く物理的な場所を探さなくてはなりません。

又、ネットなどの最低限のインフラを整えたり、会計や税務をやる必要が出てきたり、何かトラブルがあれば法律的な事も出てくるかもしれません。

日本では、まだまだ家でやるかもしくはカフェなどで仕事をやり、会計、税務、法務などは必要に応じて個別に手近で探して頼むというのが一般的だと思います。

が、このWeworkという会社はコワーキングスペースを提供して、上記のような外注先もその場で簡単に探せるような空間を提供しています。

ゆえに、起業する時に、この会社のサービスを利用すれば本業のみに最初から専念出来るという事になります。

又、本業においてもシナジーが生まれる個人や組織とすぐに繋がれる可能性もあります。
(こちらがメインのようですが)

これが今度日本に進出してくるのですが、日本人の気質を考えると日本でどれくらい流行るかは分かりませんが、世界進出などを考えている個人や小さな企業にとってかなり魅力的なサービスだなと個人的には考えています。
というのも、日本人が日本で起業して、物件探したり、インフラ整えたり、専門家と契約したりというのは、そんなに難しい事ではないと思いますが、これが海外となったら、勝手が違うところが多々あり、大変です。

さらに、日本だと家賃などは月々の支払いですが、海外だと年間一括前払いというところも結構あります。

そうすると、海外進出をするにあたって、初期費用がネックになったりしますが、こういったコワーキングスペースのレンタルは、月々の契約で、プランも多様なので、その時の状況に応じてコストを増減させる事ができます。
又、拠点は日本でも海外を転々としながら、仕事をするといった働き方もあるかと思います。

このWeworkのサービスは、プランによって、世界中のWeworkを自由に予約して借りる事が可能です。

よって、世界中にこのサービスが広まっていけば、どこにいっても、PC一つで、快適な作業スペースを確保する事が可能になります。
実は、日本のソフトバンクもこのWeworkには既に3億ドルを出資しており、合計で30億ドル出資をするそうです。

米国でリーマンショック後からフリーランスが増え始め、日本でも私の周りとかでも一人会社のフリーランスが確実に増えてきていると実感しており、その潮流は世界を駆け巡っていて、20世紀が組織で成長してきた時代だとしたら21世紀は確実に個の時代になってきており、この働き方の根本が変わっているという事を、如実に表すようなサービスが台頭してきたなと感じる次第です。

今年中に上場するという噂があるので、要チェックです。

ただ、UberやAirbnbに比べると、自社でスペースを借りたりしないといけないので、固定費がそれらに比べかかるビジネスだとは思うので、リセッション(景気後退)時にはリスクがあるような気がしてしまいますが。

 

P.S.
今日はキュレーション的な記事になりましたが、投資目線で日々色々な情報を見ていると本当に魅力的なサービスとかが次々と出てきており、書く事によって、自分自身も頭に刻んでおきたいような事象がたくさんあるので、今後はこういった記事も書いていこうと思います。

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